著者が認知科学者ということで、若干専門用語が織り交ぜられており哲学的な表現もあるが、解説も付されているため、それほど難解とは感じませんでした。
著者によれば、頭には8つのゴミがあると言います。
感情のゴミ
他人のものさしというゴミ
これまでの自分というゴミ
マイナスの自己というゴミ
我慢というゴミ
自己中心というゴミ
恐怖というゴミ
論理へのとらわれというゴミ
これらのワードだけ見ても、「あ、このことかな」と、誰しもが思い当たる節があるのではないかと思います。
脳をスッキリさせたい方、自分をうまく表現できない方にお勧めの1冊です。
『頭のゴミを捨てれば脳は一瞬で目覚める』をおススメできる人
この本は、以下のような方におススメできる本です。
・いろんなことが気になって、なかなか前へ進めない人
・脳の中をすっきりとさせ、クリアな視野で生きたい人
・理想としている自分の姿とギャップを感じている人
・周りが気になってなかなか自分の思通りに物事に取り組めめていないと思っている人
今日の一冊
【書籍タイトル】 頭のゴミを捨てれば脳は一瞬で目覚める
【著者/出版社】 苫米地英人/Kindle出版
【ページ数】 175ページ
【発刊】 2014年4月14日 初版
本の目次
第1章:イライラ、怒り、嫉妬…生産性を下げる「感情のゴミ」を捨てる
第2章:満たされなさと焦燥感…「他人のモノサシ」というゴミを捨てる
第3章:変わりたいけど変われない…「これまでの自分」というゴミを捨てる
第4章:自分に自信が持てない…「マイナスの自己イメージ」というゴミを捨てる
第5章:「なりたい自分」になるためにまずは「我慢」というゴミを捨てる
第6章:やりたいことが分からない…「自分中心」というゴミを捨てる
第7章:失敗するのが怖い…「恐怖」というゴミを捨てる
第8章:「論理へのとらわれ」というゴミを捨て「ひらめき脳」を手に入れる
赤ペンチェック
今回は、数が多くなってしまったので、気になったところのピックアップだけしていきます。著作権的にどうかな…と思いましたが。。。
最後に:『頭のゴミを捨てれば脳は一瞬で目覚める』を読んでみて
この本はこんな方におススメできる本です!
・いろんなことが気になって、なかなか前へ進めない人
・脳の中をすっきりとさせ、クリアな視野で生きたい人
・理想としている自分の姿とギャップを感じている人
・周りが気になってなかなか自分の思通りに物事に取り組めめていないと思っている人
すぐに周りの目を気にしてしまう自分には、響くところが多くありました。
ちょうどこの本を読んだのは、体調を崩して、長期間会社を休職していたころ。
そんな当時、特に響いた言葉は、「時間は未来から流れている」ということでした。。
いろんなことがうまくいかず、体調も崩し、仕事も行けず、収入もなくなり、といった中で、絶望の淵をさまよい生きていた当時でしたが、これも何かのために神様から与えられた試練だと思い、花開く未来に向かって、元気よく生きていこうと、この本を読んで思った記憶があります。
それから数年経ち、当時の読書ノートを見ながらこの文章を書いている僕は、今、休んでいた会社にも復帰し、周りに助けられながらも、また元の通りに働いています。
そう思うと、この本に助けられた面もあったんだろう、ふと当時を思い起こしながらの文章になりました。
もしご興味があれば、手に取って読んでみてください。